厨房機器の買取相場
業務用厨房機器の買取相場です。飲食店の閉店時にまとめて買取するケースが多く、業務用冷蔵庫・コンロ・フライヤー等が対象です。
厨房機器は、飲食店・カフェ・居酒屋・惣菜店・食品工場・給食施設などで使われる業務用設備です。新品価格が高いものも多いため、中古でも状態が良ければ買取対象になりやすいジャンルです。本記事では、種類別の買取相場、人気メーカー、査定で重視されるポイント、減額要因、まとめ売りのコツまでを詳しく解説します。
厨房機器は中古市場でも需要が高い
厨房機器は、飲食店・カフェ・居酒屋・惣菜店・食品工場・給食施設などで使われる業務用設備です。新品価格が高いものも多いため、中古でも状態が良ければ買取対象になりやすいジャンルです。
特に、ホシザキ、マルゼン、フクシマガリレイ、タニコー、リンナイ、大和冷機、パナソニック、ラショナル、FMI、ニチワなどの業務用メーカーは中古需要が安定しています。
厨房機器の買取価格は、メーカー、年式、型番、容量、サイズ、使用状況、動作状態、清掃状態、搬出条件によって大きく変わります。同じ製品でも、店舗で問題なく使用されていたものと、長期間放置されていたものでは査定額に差が出ます。
閉店、移転、業態変更、厨房の入れ替え、店舗整理などで厨房機器を手放す場合は、処分する前に一度査定を受けることをおすすめします。
厨房機器の買取相場
厨房機器の買取相場は、種類によって大きく異なります。以下は一般的な目安です。
| 種類 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 業務用冷蔵庫・冷凍庫 | 10,000円〜150,000円前後 |
| コールドテーブル | 10,000円〜120,000円前後 |
| 製氷機 | 20,000円〜150,000円前後 |
| 食器洗浄機 | 30,000円〜200,000円前後 |
| ガスレンジ・ガステーブル | 5,000円〜80,000円前後 |
| フライヤー | 5,000円〜80,000円前後 |
| スチームコンベクションオーブン | 50,000円〜400,000円前後 |
| 真空包装機 | 30,000円〜300,000円前後 |
| ショーケース | 10,000円〜200,000円前後 |
| シンク・作業台・棚類 | 1,000円〜30,000円前後 |
| ミキサー・スライサー・調理機器 | 5,000円〜150,000円前後 |
| 券売機・レジ・POS機器 | 5,000円〜100,000円前後 |
厨房機器は、製品ジャンルによって価格差が大きいのが特徴です。特に、製氷機、冷蔵庫、冷凍庫、食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、真空包装機などは中古需要が高く、状態が良ければ高額査定につながりやすいです。
一方で、シンクや作業台などのステンレス什器は、サイズや状態によって査定額が変わります。単品では高額になりにくい場合もありますが、店舗まるごと査定ではまとめて評価されることがあります。
高く売れやすい厨房機器の特徴
厨房機器の中でも、高く売れやすいものには共通点があります。
まず、年式が新しいものは評価されやすいです。一般的には、製造から5年以内の機器は査定で有利になりやすく、10年を超えると状態やメーカーによって評価が分かれます。
次に、業務用として需要の高いメーカー品であることも重要です。ホシザキの製氷機や冷蔵庫、マルゼンの熱機器、フクシマガリレイの冷機器、タニコーの厨房設備、ラショナルのスチコンなどは、飲食店からの中古需要が安定しています。
また、使用頻度が少なく、外観がきれいで、動作に問題がないものは査定額が上がりやすくなります。油汚れ、サビ、焦げ付き、異音、水漏れ、ガス漏れ、冷却不良などがあると減額対象になります。
メーカーによって査定額は変わる
厨房機器は、メーカーによって中古市場での評価が変わります。高く評価されやすい代表的なメーカーには、以下のようなものがあります。
| メーカー | 主な厨房機器 |
|---|---|
| ホシザキ | 製氷機、冷蔵庫、冷凍庫、食器洗浄機 |
| マルゼン | ガスレンジ、フライヤー、ゆで麺機、熱機器 |
| フクシマガリレイ | 冷蔵庫、冷凍庫、ショーケース |
| タニコー | ガス機器、作業台、シンク、熱機器 |
| 大和冷機 | 冷蔵庫、冷凍庫、コールドテーブル |
| リンナイ | ガス機器、炊飯器、給湯機器 |
| ラショナル | スチームコンベクションオーブン |
| FMI | ミキサー、ブレンダー、調理機器 |
| ニチワ | 電気厨房機器、フライヤー、ウォーマー |
| パナソニック | 製氷機、冷機器、電子レンジ、厨房設備 |
有名メーカーの厨房機器は、中古で購入したい事業者が多いため、再販しやすく査定額も安定しやすいです。反対に、メーカー不明品や家庭用に近い製品は、業務用としての再販が難しく、査定額が低くなることがあります。
年式と型番は査定で重要
厨房機器の査定では、年式と型番が非常に重要です。業務用機器には、メーカー名、型番、製造番号、年式などが記載された銘板が貼られています。多くの場合、本体側面、背面、扉の内側、操作パネル付近などにあります。
査定を依頼する際は、以下の情報を伝えるとスムーズです。
- メーカー名
- 型番
- 年式
- サイズ
- 電源種別
- ガス種別
- 動作状況
- 使用年数
- 設置場所
- 搬出経路
- 付属品の有無
特に、冷蔵庫、製氷機、食器洗浄機、スチームコンベクションオーブンなどは型番によって相場が大きく変わります。写真だけでなく、型番まで伝えることで、より正確な査定額を出しやすくなります。
冷蔵庫・冷凍庫の買取相場
業務用冷蔵庫・冷凍庫は、厨房機器の中でも買取需要が高い設備です。縦型冷蔵庫、縦型冷凍庫、冷凍冷蔵庫、コールドテーブル、冷蔵ショーケースなどが対象になります。
買取相場は、10,000円〜150,000円前後が目安です。大型で年式が新しく、冷却性能に問題がないものは高額査定になりやすいです。
査定では、冷え具合、温度表示、コンプレッサーの状態、パッキンの劣化、サビ、庫内のニオイ、外装のへこみなどが確認されます。冷えない、異音がする、水漏れがある場合は大きく減額される可能性があります。
製氷機の買取相場
製氷機は中古市場で人気の高い厨房機器です。飲食店、居酒屋、カフェ、ホテル、福祉施設など幅広い業種で使われるため、状態が良ければ高く売れやすいです。
買取相場は、20,000円〜150,000円前後が目安です。ホシザキ、パナソニック、大和冷機などの製氷機は特に需要があります。
査定では、製氷能力、氷の形、給排水の状態、フィルターの汚れ、庫内のカビや水垢、外装の状態が見られます。使用前に簡単な清掃をしておくだけでも印象が良くなります。
食器洗浄機の買取相場
業務用食器洗浄機は、飲食店の効率化に欠かせない設備です。アンダーカウンタータイプ、ドアタイプ、ラックコンベアタイプなどがあります。
買取相場は、30,000円〜200,000円前後が目安です。年式が新しく、動作確認ができるものは高額査定につながりやすいです。
査定では、洗浄力、給排水、ヒーター、ポンプ、ノズル、ラックの有無、内部の水垢やサビが確認されます。設置場所からの取り外しが必要な場合は、搬出費用や工事費用も査定に影響することがあります。
ガスレンジ・フライヤーの買取相場
ガスレンジ、ガステーブル、フライヤー、グリドル、焼物器などの熱機器も買取対象になります。
買取相場は、5,000円〜80,000円前後が目安です。マルゼン、タニコー、リンナイ、ニチワなどの業務用機器は需要があります。
熱機器は油汚れや焦げ付きが残りやすいため、清掃状態が査定に大きく影響します。バーナーの詰まり、点火不良、ガス漏れ、サビ、油の固着があると減額される可能性があります。
スチームコンベクションオーブンの買取相場
スチームコンベクションオーブンは、厨房機器の中でも高額査定が期待できる設備です。レストラン、ホテル、病院、給食施設、ベーカリーなどで需要があります。
買取相場は、50,000円〜400,000円前後が目安です。ラショナル、マルゼン、タニコー、ホシザキなどのスチコンは中古でも人気があります。
査定では、加熱、スチーム、庫内ファン、操作パネル、エラー表示、庫内の焦げ付き、扉パッキンの状態が確認されます。高額機器のため、取扱説明書や専用トレイなどの付属品があると評価されやすくなります。
真空包装機の買取相場
真空包装機は、食品加工、惣菜店、精肉店、飲食店、セントラルキッチンなどで需要のある機器です。
買取相場は、30,000円〜300,000円前後が目安です。卓上型でも業務用モデルであれば高価買取の対象になりやすいです。
査定では、真空ポンプの状態、シール部分の動作、チャンバー内の汚れ、パッキン、オイル管理、外装の状態が確認されます。正常に真空できるかどうかが重要です。
シンク・作業台・棚類の買取相場
シンク、作業台、吊戸棚、平棚、ガス台、調理台などのステンレス什器も買取対象になります。
買取相場は、1,000円〜30,000円前後が目安です。大型のステンレス什器や状態の良いものは評価されやすいですが、単品では高額になりにくい傾向があります。
ただし、厨房一式としてまとめて査定する場合は、シンクや作業台も査定対象に含めやすくなります。店舗まるごと売却する場合は、冷機器や熱機器と一緒に査定してもらうのがおすすめです。
厨房機器を高く売る査定ポイント
厨房機器を高く売るためには、査定前の準備が重要です。
まず、できる範囲で清掃しておきましょう。油汚れ、水垢、カビ、ホコリ、焦げ付きが残っていると、査定時の印象が悪くなります。特に、フライヤー、ガスレンジ、スチコン、製氷機、冷蔵庫の庫内は見られやすい部分です。
次に、動作確認をしておくことも大切です。冷蔵庫なら冷えるか、製氷機なら氷が作れるか、食洗機なら給排水できるか、ガス機器なら点火できるかを確認しておきましょう。
また、型番や年式が分かる銘板を写真で撮っておくと、査定がスムーズになります。遠方査定やLINE査定でも、型番写真があるだけで概算額を出しやすくなります。
まとめて売ると査定額が上がりやすい
厨房機器は、単品よりもまとめて売る方が査定しやすい場合があります。
例えば、閉店や移転に伴って、冷蔵庫、製氷機、食洗機、ガスレンジ、フライヤー、シンク、作業台、棚、ショーケース、テーブル、椅子、レジ、食器類などをまとめて査定に出すと、業者側も一括で引き取りやすくなります。
特に、店舗まるごとの買取では、個別では値段が付きにくい備品もまとめて評価されることがあります。厨房機器だけでなく、店舗用品や什器も合わせて相談するとよいでしょう。
買取が難しい厨房機器
すべての厨房機器が高く売れるわけではありません。以下のようなものは買取が難しい場合があります。
- 年式が古すぎるもの
- 動作しないもの
- 冷えない冷蔵庫・冷凍庫
- 水漏れする製氷機・食洗機
- ガス漏れや点火不良がある機器
- サビや腐食が激しいもの
- 油汚れや焦げ付きがひどいもの
- メーカーや型番が不明なもの
- 家庭用に近い小型機器
- 搬出が極端に困難なもの
ただし、動作不良があるものでも、部品取りや修理前提で買取できるケースがあります。処分費用がかかる前に、まずは査定を依頼するのがおすすめです。
搬出条件も査定額に影響する
厨房機器の買取では、商品の状態だけでなく、搬出条件も査定額に影響します。
厨房機器は大型で重量があるため、搬出に人員や専用工具が必要になることがあります。地下店舗、2階以上の店舗、エレベーターなし、狭い通路、段差が多い場所、カウンター越しの搬出が必要な場合などは、搬出費用が査定額から差し引かれることがあります。
査定時には、設置場所の写真、搬出口、通路幅、階段、エレベーターの有無なども伝えておくとスムーズです。
厨房機器を売るタイミング
厨房機器は、使わなくなったら早めに査定へ出すのが基本です。
長期間放置すると、サビ、カビ、ニオイ、パッキン劣化、冷却不良、電装部品の故障が起こりやすくなります。特に、冷蔵庫や製氷機は、使用停止後の保管状態によって劣化が進むことがあります。
閉店や移転が決まった段階で早めに査定を依頼すれば、搬出日程の調整もしやすくなります。スケルトン工事や原状回復の前に厨房機器を売却できれば、処分費用の削減にもつながります。
厨房機器の査定前に準備すること
査定前には、以下の準備をしておくと評価されやすくなります。
- 本体を簡単に清掃する
- 型番・年式の銘板を確認する
- 動作状況を確認する
- 付属品をそろえる
- 取扱説明書があれば用意する
- 設置場所と搬出経路の写真を撮る
- まとめて売れる機器をリスト化する
- 希望の引き取り日を決めておく
特に、写真査定の場合は、正面、側面、内部、操作パネル、銘板、傷や汚れの部分を撮影しておくと、査定額のブレを減らしやすくなります。
処分ではなく買取を検討するメリット
厨房機器は、処分する場合に費用がかかることがあります。大型の冷蔵庫や食洗機、ガス機器などは、搬出費用や廃棄費用が発生するケースもあります。
一方で、買取できる機器であれば、処分費用を抑えながら現金化できる可能性があります。特に、年式が新しい機器や人気メーカー品は、思った以上の査定額がつくこともあります。
店舗の閉店や移転では、片付けや原状回復に費用がかかりやすいため、厨房機器を売却することで負担を軽くできる場合があります。
厨房機器の買取は専門業者に相談するのがおすすめ
厨房機器は、一般的なリサイクル品とは異なり、専門知識が必要なジャンルです。メーカー、型番、電源、ガス種、冷却性能、搬出条件などを正しく判断できる業者に依頼することが大切です。
特に、飲食店の閉店や移転では、厨房機器だけでなく、店舗什器、家具、食器、調理道具、レジ、券売機などもまとめて査定できる業者を選ぶと便利です。
厨房機器を売る際は、単に処分するのではなく、買取できるものがないか確認しましょう。状態の良い機器や人気メーカー品であれば、店舗整理の費用を抑えながら、次の事業者に有効活用してもらうことができます。
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