業務用製氷機は飲食店・カフェ・バー・ホテル・福祉施設など幅広い業種で使われる厨房機器で、中古市場でも需要があります。本記事では、ホシザキ(IMシリーズ)とフクシマガリレイ(FICシリーズ)を中心に、25kg/35kg/45kg/55kg/65kg各タイプの買取相場、年式・製氷能力・動作状態・清掃状態など査定で見られるポイント、店舗閉店時にまとめて売るコツまで詳しく解説します。
業務用製氷機は中古でも需要が高い厨房機器
業務用製氷機は、飲食店・カフェ・居酒屋・バー・ホテル・福祉施設・食品加工現場など、幅広い業種で使われる厨房機器です。新品価格が高く、開業時に中古品を探す事業者も多いため、状態が良い製氷機であれば中古市場でも比較的売れやすい傾向があります。
特に人気が高いのは、ホシザキ、フクシマガリレイ、パナソニック、ダイワ冷機などの業務用メーカーです。その中でもホシザキとフクシマガリレイは、飲食店向け厨房機器として知名度が高く、年式が新しいもの、製氷能力が十分にあるもの、動作状態が良いものは買取対象になりやすいです。
一方で、製氷機は水を扱う機械であり、内部の汚れ、カルキ、カビ、給排水まわりの状態、冷却機能の劣化などが査定に大きく影響します。同じメーカー・同じ容量でも、年式や清掃状態によって買取価格は大きく変わります。
この記事では、業務用製氷機の買取相場を、ホシザキ・フクシマガリレイ別に整理しながら、高く売るためのポイントや査定前に確認しておきたい注意点を解説します。
業務用製氷機の買取相場の目安
業務用製氷機の買取相場は、メーカー、製氷能力、年式、型番、動作状態、設置環境、地域、搬出条件によって変わります。一般的には、年式が新しく、25kg・35kg・45kg・55kgクラスの需要が高いモデルほど査定がつきやすいです。
目安としては、以下のような価格帯になります。
| 種類・容量 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 25kgタイプの業務用製氷機 | 20,000円〜80,000円前後 |
| 35kgタイプの業務用製氷機 | 30,000円〜100,000円前後 |
| 45kgタイプの業務用製氷機 | 40,000円〜120,000円前後 |
| 55kg〜65kgタイプの業務用製氷機 | 50,000円〜150,000円前後 |
| 年式が古い製氷機 | 0円〜30,000円前後 |
| 故障・ジャンク品 | 無料引取〜数千円程度 |
特に2020年以降の比較的新しいモデルは、状態が良ければ高価買取の対象になりやすいです。反対に、10年以上経過した製氷機、冷えが悪いもの、異音がするもの、水漏れがあるもの、内部の汚れが強いものは、買取価格が下がるか、引取費用がかかる場合もあります。
ホシザキ製氷機の買取相場
ホシザキは業務用製氷機の代表的なメーカーで、中古市場でも非常に人気があります。飲食店の開業時に中古のホシザキ製氷機を探す事業者は多く、状態が良いものは買取価格も安定しやすいです。
ホシザキ製氷機の買取相場は、以下が目安です。
| ホシザキ製氷機のタイプ | 買取相場の目安 |
|---|---|
| IM-25系・25kgタイプ | 30,000円〜80,000円前後 |
| IM-35系・35kgタイプ | 40,000円〜100,000円前後 |
| IM-45系・45kgタイプ | 50,000円〜120,000円前後 |
| IM-55系・55kgタイプ | 60,000円〜140,000円前後 |
| IM-65系・65kgタイプ | 70,000円〜150,000円前後 |
| 古いモデル・状態不良品 | 0円〜30,000円前後 |
ホシザキの中でも、アンダーカウンタータイプの製氷機は飲食店で使いやすく、需要があります。厨房の作業台下に設置しやすく、省スペースで導入できるため、小規模飲食店、カフェ、バー、居酒屋などで再販しやすいのが特徴です。
また、ホシザキは修理対応や部品供給の面でも安心感があるため、中古品としての信頼性が高く見られやすいメーカーです。査定時には、型番、製造年、製氷能力、動作確認の有無を伝えることで、より正確な査定につながります。
フクシマガリレイ製氷機の買取相場
フクシマガリレイは、業務用冷蔵庫・冷凍庫・製氷機などで知られる厨房機器メーカーです。旧社名の「福島工業」として認識されている場合もあり、中古市場ではホシザキと並んで需要のあるメーカーです。
フクシマガリレイ製氷機の買取相場は、以下が目安です。
| フクシマガリレイ製氷機のタイプ | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 25kgタイプ | 30,000円〜80,000円前後 |
| 35kgタイプ | 40,000円〜100,000円前後 |
| 45kgタイプ | 50,000円〜110,000円前後 |
| 55kg〜65kgタイプ | 60,000円〜130,000円前後 |
| 年式が古いモデル | 0円〜30,000円前後 |
| 故障・水漏れあり | 無料引取〜数千円程度 |
フクシマガリレイの製氷機も、年式が新しく、外装・内部ともにきれいで、正常に製氷できるものは査定がつきやすいです。特にFICシリーズなど、飲食店向けに使いやすいサイズの製氷機は需要があります。
ホシザキと比べると、地域や業者によって査定額に差が出ることもありますが、厨房機器専門の買取業者であれば、フクシマガリレイ製品も適正に評価されやすいです。
製氷機の査定で見られるポイント
業務用製氷機の査定では、単にメーカー名だけでなく、実際の使用状態が重視されます。特に次のポイントは査定額に大きく影響します。
年式
製氷機は、年式が新しいほど高価買取になりやすい厨房機器です。目安として、製造から5年以内であれば高く評価されやすく、7年以内であれば買取対象になりやすいです。10年以上経過すると、状態が良くても査定額は下がりやすくなります。
製造年は、本体側面や背面の銘板に記載されていることが多いです。査定を依頼する前に、型番と製造年を写真で撮っておくとスムーズです。
製氷能力
製氷能力は、1日にどれくらい氷を作れるかを示す重要なスペックです。25kg、35kg、45kg、55kg、65kgなどのタイプがあり、飲食店の規模によって需要が変わります。
小規模店舗では25kg〜35kgタイプ、中規模以上の飲食店では45kg〜65kgタイプの需要があります。大型になるほど新品価格は高くなりますが、搬出や設置に手間がかかるため、相場は状態や地域によって差が出ます。
動作状態
正常に氷ができるかどうかは、査定で最も重要なポイントです。冷えが悪い、氷が小さい、製氷に時間がかかる、異音がする、水漏れがあるといった不具合がある場合、査定額は大きく下がります。
査定前には、実際に製氷できる状態で動作確認をしておくのが理想です。可能であれば、氷ができている写真や、電源が入っている状態の写真を用意しておくと、事前査定がスムーズになります。
内部の清掃状態
製氷機は口に入る氷を作る機械のため、衛生状態が非常に重視されます。内部にカビ、ぬめり、カルキ汚れ、異臭があると、再販前の清掃コストが高くなるため、査定額が下がりやすくなります。
特に貯氷庫の中、フィルター、給水まわり、排水まわりの汚れは見られやすいポイントです。売却前に無理のない範囲で清掃しておくことで、印象が良くなります。
外装の状態
厨房機器は使用環境上、キズやへこみ、サビが出やすいものです。軽いキズ程度であれば大きな減額にならないこともありますが、目立つへこみ、扉の破損、脚部のサビ、パネルの割れなどがあると査定に影響します。
また、飲食店の厨房で使われていた製氷機は油汚れが付着していることもあります。外装の油汚れを落としておくだけでも、査定時の印象は変わります。
高く売れやすい業務用製氷機の特徴
高価買取になりやすい製氷機には、いくつか共通点があります。
まず、ホシザキやフクシマガリレイなど、業務用厨房機器として知名度の高いメーカーであることです。次に、年式が比較的新しく、正常に製氷できることが重要です。さらに、25kg〜65kg程度の飲食店向けに使いやすい容量であることも評価されやすいポイントです。
特に以下のような製氷機は高く売れる可能性があります。
- ホシザキのIMシリーズ
- フクシマガリレイのFICシリーズ
- 2020年以降の比較的新しいモデル
- 25kg・35kg・45kg・55kgクラスのアンダーカウンタータイプ
- 外装と内部がきれいなもの
- 水漏れや異音がなく正常に製氷できるもの
- 店舗閉店前で、動作確認ができる状態のもの
逆に、長期間使っていない製氷機、電源が入らないもの、内部の汚れが強いもの、型番や年式が確認できないものは、買取価格がつきにくくなります。
売却前に準備しておきたいこと
業務用製氷機を売る前には、査定に必要な情報を整理しておきましょう。事前に情報がそろっていると、買取業者も相場を判断しやすくなり、査定がスムーズに進みます。
準備しておきたい情報は以下です。
- メーカー名
- 型番
- 製造年
- 製氷能力
- 外形寸法
- 使用年数
- 動作状況
- 水漏れや異音の有無
- 設置場所
- 搬出経路
- 写真
特に写真は重要です。本体全体、銘板、庫内、電源が入っている状態、設置場所、搬出経路の写真を用意しておくと、出張査定前の概算価格が出しやすくなります。
店舗閉店・厨房入れ替え時はまとめて売るのがおすすめ
製氷機だけを単品で売ることもできますが、店舗閉店や厨房入れ替えの場合は、他の厨房機器とまとめて査定に出すのがおすすめです。
たとえば、業務用冷蔵庫、冷凍庫、コールドテーブル、食器洗浄機、ガスコンロ、フライヤー、シンク、作業台、ショーケースなどと一緒に売却することで、出張買取業者にとって引き取り効率が良くなり、総額で査定がつきやすくなる場合があります。
特に飲食店の閉店時は、製氷機だけでなく厨房機器全体の処分が必要になることが多いため、一括査定を依頼した方が手間を減らせます。
買取が難しい製氷機の例
業務用製氷機は需要のある厨房機器ですが、すべての製氷機が高く売れるわけではありません。以下のような状態の場合は、買取が難しくなることがあります。
- 製造から10年以上経過している
- 電源が入らない
- 氷ができない
- 冷却不良がある
- 水漏れしている
- 異音が大きい
- 内部にカビや強い臭いがある
- サビや腐食が進んでいる
- 搬出が難しい場所に設置されている
- 型番や年式が確認できない
ただし、買取価格がつかない場合でも、他の厨房機器とまとめて引き取れるケースや、部品取りとして評価されるケースもあります。処分費用を抑えたい場合は、廃棄する前に一度査定を依頼してみる価値があります。
業務用製氷機を高く売るコツ
業務用製氷機を少しでも高く売るためには、査定前の準備が大切です。
まず、型番と年式を確認しましょう。買取業者は型番から製氷能力や市場需要を判断します。次に、庫内や外装を簡単に清掃しておきます。完全な分解清掃までは不要ですが、見える範囲の汚れを落としておくだけでも印象が良くなります。
また、閉店後に長期間放置するより、使用中または動作確認できるうちに査定へ出す方が有利です。製氷機は、長期間使わないと内部の状態が悪くなることがあります。閉店が決まった段階で早めに査定を依頼するのがおすすめです。
さらに、複数の厨房機器買取業者に相談することも大切です。業者によって得意なメーカーや販売ルートが異なるため、同じ製氷機でも査定額に差が出ることがあります。
まとめ:業務用製氷機はメーカー・年式・動作状態が査定の決め手
業務用製氷機は、中古市場でも需要が高い厨房機器です。特にホシザキやフクシマガリレイの製氷機は、飲食店向けに人気があり、年式が新しく状態が良いものは高価買取が期待できます。
買取相場は、25kgタイプで20,000円〜80,000円前後、35kgタイプで30,000円〜100,000円前後、45kg以上のモデルでは100,000円を超える査定になることもあります。ただし、実際の価格は年式、型番、動作状態、清掃状態、搬出条件によって大きく変わります。
売却前には、メーカー名、型番、製造年、製氷能力、動作状況を確認し、写真を用意しておきましょう。店舗閉店や厨房入れ替えの場合は、製氷機だけでなく、冷蔵庫・冷凍庫・食洗機・作業台などとまとめて査定に出すことで、手間を減らしながら買取総額を上げやすくなります。
業務用製氷機を処分するか売るか迷っている場合は、廃棄前に一度、厨房機器専門の買取業者へ相談してみるのがおすすめです。まずは業務用製氷機の買取相場を確認し、お近くのリサイクルショップで厨房機器に強い店舗を探してみましょう。
業務用製氷機を売るなら、まとめて一番高く。
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