美容室やヘアサロンを閉店する際、店内に残るシャンプー台、スタイリングチェア、セット面、ミラー、ワゴン、ドライヤー、スチーマー、受付カウンターなどは、状態やメーカーによって中古品として買取対象になることがあります。本記事では、シャンプー台・スタイリングチェアの中古相場の考え方、買取価格がつきやすい設備の特徴、閉店前の査定準備、出張買取活用のコツ、注意したいトラブル事例までを詳しく解説します。
美容室・サロン閉店時は機器・什器をまとめて売却できる可能性がある
美容室やヘアサロンを閉店する際、店内に残るシャンプー台、スタイリングチェア、セット面、ミラー、ワゴン、ドライヤー、スチーマー、受付カウンターなどは、状態やメーカーによって中古品として買取対象になることがあります。
閉店時は原状回復、賃貸契約の解約、スタッフ対応、顧客対応、在庫整理などで忙しくなりがちですが、機器や什器をそのまま処分してしまうと、本来売れるものまで廃棄費用を払って手放すことになりかねません。
特に美容室向けの業務用設備は新品価格が高く、開業予定者や小規模サロン、個人サロン、面貸しサロン、リニューアル予定の店舗などから中古需要があります。
美容室・サロンの閉店では、まず「売れるもの」「無料引取になりやすいもの」「処分費用がかかりやすいもの」を分けて考えることが大切です。
美容室閉店時に買取対象になりやすい主な機器・什器
美容室やサロンで買取対象になりやすいものには、次のような設備があります。
シャンプー台
シャンプー台は美容室設備の中でも重要な買取対象です。
バックシャンプー、サイドシャンプー、フルフラットタイプ、電動リクライニングタイプなどがあり、メーカー、年式、状態、給排水設備の仕様によって評価が変わります。
タカラベルモント、オオヒロ、大広製作所など、美容業界で知名度のあるメーカー品は中古市場でも需要があります。
ただし、シャンプーボウルの割れ、排水部の劣化、水漏れ、電動部分の不具合、レザーの破れ、クッションのへたりがある場合は減額されやすくなります。
スタイリングチェア・カット椅子
スタイリングチェアも中古需要のある設備です。
油圧式、電動式、アンティーク調、ヴィンテージ調、バーバーチェア、メンズサロン向けチェアなどは、デザイン性が高いものほど需要があります。
座面の破れ、レザーの劣化、昇降不良、回転不良、脚部のサビがあると査定額は下がります。
同じデザインのチェアが複数脚そろっている場合は、店舗開業者がまとめて導入しやすいため、単品より評価されやすいことがあります。
セット面・ミラー
セット面、鏡、ドレッサー、壁面ミラーなども買取対象になる場合があります。
木製の造作タイプ、収納付きタイプ、照明付きミラー、両面セット面などは、デザインやサイズによって需要があります。
ただし、店舗に固定されている造作家具の場合、取り外し費用や搬出作業の難易度によって買取可否が変わります。
壁に直接固定されている大型ミラーは、破損リスクがあるため、買取よりも解体・処分扱いになるケースもあります。
美容ワゴン・セットワゴン
美容ワゴン、カラーワゴン、作業用ワゴン、ツールカートなどは、単価は高くないものの、複数点まとめることで買取対象になりやすい品目です。
キャスターの動き、引き出しの破損、薬剤汚れ、サビ、変色などが査定で見られます。
状態が良いもの、同型で複数そろっているもの、業務用メーカー品は評価されやすくなります。
ドライヤー・促進機・スチーマー
業務用ドライヤー、ヘアスチーマー、パーマ促進機、遠赤外線促進機、ヘアカラー促進器なども中古需要があります。
美容機器は動作確認が重要です。
電源が入るか、温風が出るか、タイマーが作動するか、異音がないか、コードに傷みがないかを事前に確認しておくと査定がスムーズです。
受付カウンター・待合ソファ・店舗什器
受付カウンター、レジ台、待合ソファ、ローテーブル、ディスプレイ棚、ロッカー、タオル収納棚なども、状態やデザインによっては買取対象になります。
美容室専用の設備でなくても、店舗什器として再利用できるものは需要があります。
ただし、大型で搬出が難しいもの、造作家具、傷や汚れが強いものは、買取ではなく引取・処分費用が発生する可能性があります。
シャンプー台の中古相場の考え方
シャンプー台の中古相場は、メーカー、タイプ、年式、状態、設置状況によって大きく変わります。
一般的に、業務用メーカー品で状態が良いものは買取対象になりやすく、特にフルフラットタイプや電動リクライニングタイプは需要があります。
一方で、古いサイドシャンプー台、汚れや劣化が目立つもの、取り外しに手間がかかるもの、水回りに不具合があるものは査定額が下がりやすくなります。
中古市場では、購入側は新品より安く導入できる設備を探しています。そのため、見た目がきれいで、すぐに使える状態であることが重要です。
シャンプー台は給排水設備と関係するため、専門業者による取り外しが必要になる場合があります。買取業者が取り外しまで対応できるか、別途設備業者が必要かも確認しておきましょう。
スタイリングチェアの中古相場の考え方
スタイリングチェアは、美容室の雰囲気を左右する什器のため、デザイン性が査定に影響します。
シンプルな黒のカット椅子、アンティーク調のチェア、バーバー向けの重厚なチェア、ナチュラル系サロンに合う木目調チェアなど、店舗コンセプトに合わせやすいものは中古需要があります。
相場は新品価格、メーカー、使用年数、座面の状態、油圧ポンプの状態、脚部のサビ、同一モデルの数量によって変わります。
特に次のようなチェアは評価されやすい傾向があります。
- 有名メーカー品
- レザー破れが少ないもの
- 昇降・回転に問題がないもの
- 同じモデルが複数脚そろっているもの
- デザイン性が高いもの
- バーバー・メンズサロン向けの重厚なモデル
反対に、座面の破れ、油圧抜け、脚部のサビ、カラー剤のシミ、強い使用感がある場合は減額されます。
買取価格がつきやすい美容室設備の特徴
美容室・サロンの機器や什器で買取価格がつきやすいものには、いくつか共通点があります。
まず、メーカーが明確であることです。タカラベルモント、大広製作所、オオヒロなどの業務用美容機器メーカーは中古市場でも認知度があります。
次に、状態が良いことです。美容室ではカラー剤、パーマ液、水、熱、髪の毛などによって設備が汚れやすいため、見た目の清潔感は非常に重要です。
さらに、複数点まとめて売れることも評価につながります。シャンプー台1台だけ、チェア1脚だけよりも、セット面、チェア、ワゴン、ミラー、受付什器などをまとめて依頼した方が、業者側も引き取りやすくなります。
美容室設備は単品の価値だけでなく、閉店店舗からまとめて仕入れられること自体にメリットがあります。
買取が難しくなりやすいもの
一方で、美容室設備の中には買取が難しいものもあります。
たとえば、強い汚れや薬剤シミがあるもの、レザーが破れている椅子、動作不良の美容機器、古すぎるシャンプー台、造作で取り外しが難しい什器などです。
また、壁や床に固定されている設備は、取り外し費用が高くなるため、買取額より作業費が上回ることがあります。
特に以下のようなものは注意が必要です。
- 水漏れのあるシャンプー台
- 電動リクライニングが動かない機器
- 座面が大きく破れたチェア
- カラー剤の汚れが強いワゴン
- 店舗に完全固定された造作家具
- 破損リスクの高い大型ミラー
- 年式が古く部品供給が難しい美容機器
買取が難しい場合でも、他の設備とまとめて引き取ってもらえることがあります。単品では断られても、店舗一式で相談すると対応可能になる場合があります。
閉店前にやっておきたい査定準備
美容室・サロンの閉店時に高く売るためには、査定前の準備が大切です。
まず、機器や什器のメーカー名、型番、購入時期、台数を確認しておきましょう。保証書や取扱説明書、購入時の書類が残っていれば、査定時に役立ちます。
次に、写真を撮影します。全体写真だけでなく、メーカーラベル、型番、傷や汚れ、設置状況、搬出口、階段やエレベーターの有無も撮影しておくと、事前査定がスムーズです。
美容室設備は搬出経路が重要です。店舗が2階以上にある場合、エレベーターがない場合、入口が狭い場合、大型設備の分解が必要な場合は、買取価格や作業費に影響します。
査定依頼時には、次の情報をまとめて伝えるとよいでしょう。
- 店舗所在地
- 閉店予定日
- 売却したい機器・什器の一覧
- メーカー名・型番
- 台数
- 使用年数
- 動作状況
- 搬出経路
- 駐車スペースの有無
- 原状回復の期限
これらの情報がそろっていると、業者側も見積もりを出しやすくなります。
美容室閉店時は買取と処分を同時に考える
閉店時には、売れるものだけでなく、処分が必要なものも出てきます。
美容室には、薬剤、タオル、消耗品、古い雑誌、看板、照明、床材、造作家具、壊れた機器など、買取対象になりにくいものも多くあります。
そのため、美容室閉店時は「買取業者」「不用品回収業者」「内装解体業者」「原状回復業者」を別々に手配するよりも、店舗整理に慣れた業者にまとめて相談した方が効率的な場合があります。
ただし、すべてを一社に任せると、買取価格と処分費用の内訳が分かりにくくなることもあります。
見積もりでは、次の点を確認しましょう。
- どの品目に買取価格がついているか
- どの品目が無料引取か
- どの品目に処分費用がかかるか
- 取り外し作業費は含まれているか
- 搬出費用は含まれているか
- 原状回復工事まで対応できるか
- 追加費用が発生する条件は何か
閉店時は時間に追われやすいため、見積もり内容を曖昧にしたまま依頼しないことが重要です。
美容室設備を高く売るコツ
美容室・サロンの機器や什器を少しでも高く売るためには、早めに動くことが大切です。
閉店日が近づいてから依頼すると、業者のスケジュールが合わなかったり、搬出日が限られたりして、条件が悪くなることがあります。
特にシャンプー台や大型什器は取り外し・搬出に時間がかかるため、閉店が決まった段階で査定依頼を始めるのが理想です。
高く売るためのポイントは次の通りです。
- 閉店直前ではなく早めに査定を依頼する
- メーカー名・型番・年式を確認する
- できる範囲で清掃しておく
- 動作確認をしておく
- 同じ設備はまとめて依頼する
- 店舗一式で相談する
- 搬出経路の情報を伝える
- 複数業者に見積もりを取る
美容室設備は、買い手が見つかりやすいタイミングや業者の販路によって査定額が変わります。1社だけで決めず、可能であれば比較することをおすすめします。
出張買取を利用するメリット
美容室・サロンの閉店では、出張買取の利用が現実的です。
シャンプー台やスタイリングチェア、セット面、受付カウンターなどは大型で重いため、自分で運び出すのは簡単ではありません。
出張買取なら、業者が店舗まで来て査定し、そのまま搬出まで対応してくれる場合があります。
特に閉店時には、次のようなメリットがあります。
- 大型設備を自分で運ばなくてよい
- 店舗一式をまとめて査定できる
- 処分費用を抑えられる可能性がある
- 原状回復前に店内を整理しやすい
- 閉店スケジュールに合わせて相談できる
ただし、出張買取では対応エリア、最低買取点数、搬出条件、駐車スペースの有無などによって対応可否が変わります。事前に詳細を伝えておくことが大切です。
美容室閉店時に注意したいトラブル
美容室やサロンの閉店時には、時間がないことを理由に、安易に業者を決めてしまうケースがあります。
しかし、見積もり内容が不明確なまま依頼すると、当日に追加費用を請求されたり、買取予定だったものが無料引取に変更されたりする可能性があります。
注意したいポイントは次の通りです。
- 口頭見積もりだけで決めない
- 買取品と処分品の内訳を確認する
- 搬出費・取り外し費の有無を確認する
- 当日減額の条件を確認する
- 原状回復期限に間に合うか確認する
- 許可や実績のある業者か確認する
美容室設備は専門性があるため、一般的な不用品回収業者よりも、美容機器や店舗什器の買取実績がある業者に相談した方が安心です。
まとめ|美容室・サロン閉店時は機器・什器を捨てる前に査定する
美容室・サロンの閉店時には、シャンプー台、スタイリングチェア、セット面、ミラー、ワゴン、ドライヤー、スチーマー、受付カウンターなど、多くの機器・什器が残ります。
これらは状態やメーカーによって中古需要があり、買取対象になる可能性があります。
特に、タカラベルモントや大広製作所などの業務用メーカー品、状態の良いシャンプー台、デザイン性の高いスタイリングチェア、同一モデルが複数そろった設備は評価されやすい傾向があります。
一方で、古い設備、破損品、動作不良品、取り外しが難しい造作什器は、買取ではなく処分費用がかかる場合もあります。
閉店時に損をしないためには、早めに査定を依頼し、買取品・無料引取品・処分品を分けて見積もりを確認することが大切です。
美容室の閉店が決まったら、まずは店内に残る機器や什器をリスト化し、捨てる前に買取可能か相談してみましょう。
美容室設備は「美容機器を扱える買取業者」を選ぶかどうかで査定額が2倍違います
家まるごと、いちばん高く。
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