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事故車・修復歴ありを高く売る方法

公開:2026年6月1日最終更新:2026年6月7日8分で読める

事故を起こした車や、過去に修理歴のある車は「もう値段がつかないのでは」と思われがちです。しかし、実際には事故車や修復歴ありの車でも買取してもらえるケースは多くあります。特に、エンジンやミッションなど主要部分が生きている車、人気車種、海外需要のある車、部品として価値がある車は、想像以上の価格がつくこともあります。大切なのは、一般的な中古車買取店だけで判断しないことです。事故車や修復歴ありの車は、通常の中古車とは評価の見方が異なります。そのため、事故車に強い専門業者や、輸出ルートを持つ業者に査定してもらうことが重要です。

事故車や修復歴ありの車でも売却はできる

事故を起こした車や、過去に修理歴のある車は「もう値段がつかないのでは」と思われがちです。

しかし、実際には事故車や修復歴ありの車でも買取してもらえるケースは多くあります。特に、エンジンやミッションなど主要部分が生きている車、人気車種、海外需要のある車、部品として価値がある車は、想像以上の価格がつくこともあります。

大切なのは、一般的な中古車買取店だけで判断しないことです。事故車や修復歴ありの車は、通常の中古車とは評価の見方が異なります。そのため、事故車に強い専門業者や、輸出ルートを持つ業者に査定してもらうことが重要です。

事故車と修復歴ありの違い

まず理解しておきたいのが、「事故車」と「修復歴あり」は必ずしも同じ意味ではないという点です。

一般的に事故車とは、交通事故や接触事故、水害、災害などによって損傷した車を広く指します。一方、修復歴ありとは、車の骨格部分にあたるフレームやピラー、クロスメンバーなどを修理・交換した履歴がある車を指します。

たとえば、バンパーやドアを交換しただけであれば、事故による修理であっても修復歴ありには該当しない場合があります。逆に、見た目はきれいに直っていても、骨格部分を修理していれば修復歴ありとして扱われます。

中古車市場では、修復歴の有無は査定額に大きく影響します。ただし、修復歴があるからといって必ず価値がゼロになるわけではありません。

なぜ事故車でも買取価格がつくのか

事故車に価格がつく理由は、車にはさまざまな価値が残っているからです。

まず、修理して再販売できる価値があります。損傷が比較的軽い車であれば、修理後に中古車として販売できる可能性があります。特に人気車種や需要の高い車は、修復歴があっても買い手が見つかることがあります。

次に、部品としての価値があります。エンジン、ミッション、ドア、ライト、ホイール、ナビ、シート、電装部品など、車には再利用できるパーツが多くあります。車両全体としては価値が低くても、部品単位で見ると十分に価値が残っていることがあります。

さらに、海外輸出の需要もあります。日本では修復歴ありとして評価が下がる車でも、海外では修理して使われるケースがあります。特に日本車は海外で人気が高く、年式が古い車や走行距離が多い車でも需要がある場合があります。

ディーラー下取りだけで判断しない

事故車や修復歴ありの車を売るとき、ディーラー下取りだけで判断するのは避けた方がよいでしょう。

ディーラー下取りでは、新車や中古車の買い替えを前提に車を引き取るため、事故車や修復歴ありの車には厳しい評価がつくことがあります。場合によっては「値段がつかない」「廃車費用がかかる」と言われることもあります。

しかし、それはその車に価値がないという意味ではありません。単に、そのディーラーが事故車の再販ルートや部品販売ルートを持っていないだけの場合もあります。

事故車買取専門業者、廃車買取業者、輸出業者などに査定してもらうと、ディーラーでは値段がつかなかった車に買取価格がつくことがあります。

事故車買取専門業者に査定してもらう

事故車を高く売りたい場合は、事故車買取に強い業者へ査定を依頼することが重要です。

事故車専門業者は、修理再販、部品取り、海外輸出、オークション販売など、複数の販売ルートを持っています。そのため、通常の中古車買取店では評価しにくい車でも、別の角度から価値を見つけてくれます。

特に、以下のような車は専門業者に査定してもらう価値があります。

走行可能な事故車、エンジンが無事な車、人気車種、年式が比較的新しい車、ハイブリッド車、SUV、ミニバン、軽自動車、輸出需要のある車などです。

一社だけでなく複数の業者に査定してもらうことで、買取価格に差が出る可能性があります。

修理してから売るべきか、そのまま売るべきか

事故車を売る前に「修理してから査定に出した方が高く売れるのでは」と考える人もいます。

しかし、多くの場合、大きな修理をしてから売る必要はありません。修理費用をかけても、その分だけ査定額が上がるとは限らないからです。

たとえば、30万円かけて修理しても、査定額が30万円以上上がるとは限りません。むしろ、修復歴ありとして評価されるため、修理費用を回収できないケースもあります。

基本的には、事故後の状態のまま査定に出し、業者に判断してもらう方が無難です。簡単な洗車や車内清掃はしておいてもよいですが、高額な修理は査定前に行わない方が損を防ぎやすいです。

事故内容や修復歴は正直に伝える

査定時には、事故内容や修復歴を正直に伝えることが大切です。

事故歴や修復歴を隠して売却すると、後からトラブルになる可能性があります。売却後に修復歴が判明した場合、契約解除や減額請求につながることもあります。

特に、フレーム修正、エアバッグ作動、水没、エンジン損傷、足回りの損傷などは、査定に大きく影響する重要な情報です。

正直に伝えたからといって、必ず大幅に安くなるわけではありません。事故車に慣れている業者であれば、損傷内容を前提に適正な価格を提示してくれます。むしろ、隠さず伝えることでスムーズな取引につながります。

走行できるかどうかで査定は変わる

事故車の査定では、走行できるかどうかが大きなポイントになります。

自走できる車は、移動や保管、再販売までのコストが低くなるため、査定額がつきやすい傾向があります。エンジンがかかり、問題なく移動できる状態であれば、事故車でも比較的評価されやすくなります。

一方で、自走できない車でも買取可能なケースはあります。レッカー対応ができる業者や、廃車買取に強い業者であれば、不動車でも引き取ってもらえることがあります。

ただし、レッカー費用が無料かどうかは事前に確認しておきましょう。業者によっては引き取り無料の場合もありますが、地域や車の状態によって費用が発生することもあります。

海外需要がある車は高く売れる可能性がある

事故車や修復歴ありの車でも、海外需要がある車は高く売れる可能性があります。

日本車は耐久性や品質の面で海外からの評価が高く、修理して長く使われることがあります。日本国内では修復歴ありとして評価が下がる車でも、海外ではまだ十分に価値があると判断されるケースがあります。

特に、トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、三菱、マツダ、スバルなどの車は、海外市場で需要があるモデルも多くあります。SUV、ミニバン、商用車、軽自動車、ハイブリッド車なども、車種によっては輸出ルートで評価されることがあります。

海外販路を持つ業者に査定してもらうことで、国内相場だけでは見えない価値がつく可能性があります。

部品取りとしての価値も見逃せない

事故の損傷が大きく、車両として再販売が難しい場合でも、部品取りとして価値が残っていることがあります。

エンジン、トランスミッション、ハイブリッドバッテリー、アルミホイール、カーナビ、ヘッドライト、ドアミラー、シート、電装部品などは、中古部品として需要があります。

特に、年式が比較的新しい車や人気車種の場合、部品単位での需要が高くなります。車体全体では大きく損傷していても、無事な部品が多ければ査定額がつく可能性があります。

「動かないから価値がない」と決めつけず、部品価値まで見てくれる業者に相談することが大切です。

複数社査定で価格差を確認する

事故車や修復歴ありの車は、業者によって査定額の差が出やすい分野です。

通常の中古車であれば相場がある程度見えやすいですが、事故車の場合は損傷の程度、修理可能性、部品価値、輸出ルートの有無によって評価が大きく変わります。

そのため、1社だけの査定で売却を決めるのはおすすめできません。できれば複数社に査定を依頼し、価格差を確認しましょう。

特に、ディーラー、中古車買取店、事故車専門業者、廃車買取業者を比較すると、評価の違いが見えやすくなります。

売却時に確認したい費用

事故車を売却するときは、買取価格だけでなく費用の有無も確認しましょう。

特に確認したいのは、レッカー費用、引き取り費用、廃車手続き費用、名義変更費用、キャンセル料などです。

一見高い買取価格に見えても、後から費用が差し引かれると手元に残る金額が少なくなることがあります。査定時には「最終的にいくら受け取れるのか」を確認することが大切です。

また、廃車になる場合は、自動車税や自賠責保険、重量税の還付が発生することもあります。還付金の扱いがどうなるのかも、事前に確認しておくと安心です。

必要書類を準備しておく

事故車や修復歴ありの車を売却する際も、基本的な必要書類は通常の車売却と大きく変わりません。

普通車の場合は、車検証、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、印鑑登録証明書、実印、リサイクル券などが必要になることがあります。

軽自動車の場合は、車検証、自賠責保険証明書、軽自動車税納税証明書、認印、リサイクル券などを求められることがあります。

車検切れ、不動車、所有者がローン会社になっている車などは、追加手続きが必要になる場合があります。査定の段階で、現在の車検証の所有者欄を確認しておきましょう。

高く売るためにやってはいけないこと

事故車を高く売りたいからといって、無理に状態をよく見せようとする必要はありません。

損傷箇所を隠す、修復歴を伝えない、事故内容を曖昧にする、査定前に高額修理をする、といった行動は避けた方がよいでしょう。

事故車買取では、業者は損傷状態を前提に価格を判断します。無理に隠しても、査定時や後日の確認で判明する可能性が高いです。

それよりも、事故の状況、修理履歴、保険対応の有無、走行状態などを整理して伝えた方が、スムーズに査定が進みます。

まとめ

事故車や修復歴ありの車でも、売却をあきらめる必要はありません。

ディーラー下取りでは値段がつかないと言われた車でも、事故車買取専門業者、廃車買取業者、輸出業者などに査定してもらうことで、買取価格がつく可能性があります。

高く売るためには、修理してから売るのではなく、まずは現状のまま複数社に査定してもらうことが大切です。事故内容や修復歴は正直に伝え、レッカー費用や手続き費用、還付金の扱いまで確認しましょう。

事故車の価値は、見た目の損傷だけでは決まりません。修理再販、部品取り、海外輸出など、さまざまなルートで価値が残っている場合があります。最初から「値段がつかない」と決めつけず、事故車に強い業者へ相談することが、高く売るための第一歩です。

藤木 秀行リタウン代表
元・某大手銀行員/元・某大手フランチャイズ買取専門店 店長/出張買取専門ショップ立ち上げ参画/買取実績千件以上
プロフィール詳細 ›

事故車は『買取不可と言われたら別ルートを探す』が鉄則

事故車・修復歴ありの査定は、一般の中古車買取店では正直「ほぼ値段がつかない」と言われる世界です。私自身、出張買取の現場で「ディーラーで0円と言われた」という相談を何度も受けました。 ですが、これは「一般店ルート」での話です。海外輸出ルートを持つ専門業者、部品取り業者、解体業者など、専門のチャネルを持っている業者なら、値段がつくことがほとんどです。 大切なのは「最低3社以上、できれば事故車専門業者を含めた業者に出すこと」。一般店だけで諦めると、本来3〜10万円つくはずの車を、無料で引き取りしてもらうことになります。 書類面で重要なのは、車検証、自賠責保険証、リサイクル券、印鑑証明、譲渡証明書。これらが揃っていれば、引取り・名義変更までスムーズに進みます。書類が紛失している場合は、再発行に時間がかかるので、査定依頼の前に揃えておくことをおすすめします。 あと意外と知られていませんが、修復歴ありでも、人気車種(プリウス、ハイエース、ハイラックス、軽トラなど)は、海外輸出需要があるため、想像以上の値がつくことがあります。最初から諦めずに、まず査定を取ってみてください。
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