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炊飯器の買取は圧力IHが断然有利|メーカー別の相場

公開:2026年5月18日最終更新:2026年5月24日16分で読める

炊飯器の買取で査定額を大きく左右するのが「炊飯方式」です。同じ5.5合炊きでも、マイコン式、IH式、圧力IH式、土鍋圧力IH式などによって中古市場での評価は大きく変わります。本記事では、炊飯方式別の相場、象印・タイガー・パナソニック・三菱・東芝・日立・アイリスオーヤマ・バルミューダの8メーカー別買取相場、高く売るための準備まで詳しく解説します。

炊飯器は「圧力IH」かどうかで買取価格が大きく変わる

炊飯器を売るとき、査定額を大きく左右するポイントのひとつが「炊飯方式」です。

同じ5.5合炊きの炊飯器でも、マイコン式、IH式、圧力IH式、土鍋圧力IH式などによって中古市場での評価は大きく変わります。特に高く売れやすいのが、圧力IH炊飯器です。

圧力IHは、内釜に圧力をかけながら高火力で炊き上げる方式で、一般的なマイコン式や通常のIH式よりも上位モデルに採用されることが多いタイプです。新品価格も高めで、炊き上がりの品質を重視する人からの需要があるため、中古でも値段がつきやすい傾向があります。

一方で、安価なマイコン式炊飯器は新品価格が低いため、中古品として再販売したときの利益が出にくく、状態が良くても買取価格は低めになりがちです。

「まだ使える炊飯器だから売れるはず」と考える方は多いですが、実際には、年式、メーカー、炊飯方式、容量、内釜の状態、付属品の有無によって査定額が大きく変わります。

炊飯器の買取相場はどれくらい?

炊飯器の買取相場は、一般的には数百円から数万円程度まで幅があります。

目安としては、以下のように考えるとわかりやすいです。

種類買取相場の目安
マイコン式炊飯器0円〜2,000円前後
IH炊飯器1,000円〜8,000円前後
圧力IH炊飯器3,000円〜20,000円前後
高級圧力IH・土鍋圧力IH10,000円〜40,000円前後
未使用・現行に近い上位モデル30,000円以上になる場合あり

もちろん、これはあくまで目安です。実際の買取価格は、型番、発売年、使用状態、販売需要によって変動します。

特に高く売れやすいのは、以下のような炊飯器です。

  • 購入から5年以内
  • 圧力IHまたは高級IHモデル
  • 5.5合炊きまたは1升炊き
  • 内釜のコーティング剥がれが少ない
  • 人気メーカーの上位シリーズ
  • 取扱説明書、しゃもじ、計量カップなどの付属品が残っている
  • 外観に目立つ汚れやにおいが少ない

炊飯器は毎日使う家電なので、見た目以上に内釜や蒸気口、パッキン部分の状態が査定で見られます。特に内釜の傷やコーティング剥がれは、減額の原因になりやすいポイントです。

圧力IH炊飯器が高く売れやすい理由

圧力IH炊飯器が中古市場で評価されやすい理由は、大きく分けて3つあります。

新品価格が高い

圧力IH炊飯器は、一般的なマイコン式炊飯器と比べて新品価格が高めです。

新品で数万円以上するモデルも多く、象印、タイガー、パナソニック、三菱、東芝などの上位モデルでは、定価がかなり高いものもあります。

中古で少し安く買いたい人にとって、圧力IH炊飯器は魅力的な選択肢です。そのため、状態の良い中古品は再販しやすく、買取店側も査定額をつけやすくなります。

炊き上がりへの需要がある

炊飯器は、単にお米を炊ければよいという人もいれば、味や食感にこだわる人もいます。

圧力IH炊飯器は、ふっくらした炊き上がり、もちもち感、甘みの引き出し方などを重視する層に人気があります。特に日本ではご飯を毎日食べる家庭が多いため、炊飯器の性能にこだわる需要は根強いです。

中古でも「安く上位モデルを買いたい」という人がいるため、圧力IHモデルは買取対象として強いジャンルです。

人気メーカーの上位シリーズが多い

圧力IH炊飯器は、各メーカーの中でも中級〜上級モデルに多く採用されています。

たとえば、象印の「炎舞炊き」「極め炊き」、タイガーの「土鍋ご泡火炊き」、パナソニックの「おどり炊き」、三菱の「本炭釜」などは、中古市場でも注目されやすいシリーズです。

こうしたブランド力のあるシリーズは、型落ちでも需要が残りやすく、買取価格がつきやすい傾向があります。

メーカー別の買取相場

ここからは、主要メーカー別に炊飯器の買取相場を見ていきます。

象印の炊飯器

象印は、炊飯器の中でも特に人気が高いメーカーです。

「炎舞炊き」「極め炊き」などのシリーズは知名度が高く、圧力IHモデルや高級モデルは中古でも需要があります。

タイプ買取相場の目安
マイコン式0円〜2,000円前後
IH式2,000円〜8,000円前後
圧力IH式5,000円〜25,000円前後
炎舞炊きなど上位モデル15,000円〜40,000円前後

象印で高く売れやすいのは、圧力IH以上のモデルです。特に5.5合炊きの上位機種は家庭用として需要が高く、状態が良ければ査定額も期待できます。

一方で、古いマイコン式や内釜に大きな傷があるものは、買取価格がかなり低くなるか、店舗によっては買取不可になる場合もあります。

タイガーの炊飯器

タイガーも炊飯器では非常に人気のあるメーカーです。

特に「土鍋ご泡火炊き」や「土鍋圧力IH」シリーズは高級炊飯器として評価されやすく、中古市場でも注目されやすいモデルです。

タイプ買取相場の目安
マイコン式0円〜2,000円前後
IH式1,000円〜7,000円前後
圧力IH式5,000円〜25,000円前後
土鍋圧力IH・上位モデル15,000円〜40,000円前後

タイガーの炊飯器は、土鍋系の上位モデルかどうかで査定額が大きく変わります。

特に高級モデルは新品価格が高いため、中古でも安く購入したい人からの需要があります。逆に、低価格帯のマイコン式は中古での再販売価格が低くなりやすいため、買取額は控えめです。

パナソニックの炊飯器

パナソニックの炊飯器では、「おどり炊き」シリーズが有名です。

可変圧力やスチーム機能を搭載したモデルは高く評価されやすく、年式が新しいものは高価買取の対象になりやすいです。

タイプ買取相場の目安
IH式2,000円〜8,000円前後
圧力IH式5,000円〜25,000円前後
おどり炊き上位モデル15,000円〜45,000円前後
未使用・現行に近いモデル30,000円以上になる場合あり

パナソニックは家電全体のブランド力が高く、炊飯器でも安定した需要があります。

特に「SR」から始まる型番の上位モデルは査定時に注目されやすいです。取扱説明書や付属品がそろっている場合は、査定額アップにつながることがあります。

三菱の炊飯器

三菱の炊飯器は、「本炭釜」シリーズが代表的です。

本炭釜は高級炊飯器として知られており、状態が良いものや年式が新しいものは高額査定が期待できます。

タイプ買取相場の目安
IH式2,000円〜10,000円前後
高級IH・本炭釜10,000円〜40,000円前後
未使用・上位モデル30,000円以上になる場合あり

三菱は圧力IHではなく、独自の炊飯技術や内釜に特徴があるモデルが多いメーカーです。

そのため「圧力IHではないから安い」とは一概に言えません。本炭釜などの高級シリーズであれば、圧力IHでなくても高く売れる可能性があります。

東芝の炊飯器

東芝は、真空圧力IHや真空IHの炊飯器で知られています。

真空技術を活かしたモデルは機能性が高く、圧力IHモデルと同様に中古市場で評価されやすい傾向があります。

タイプ買取相場の目安
マイコン式0円〜2,000円前後
IH式1,000円〜7,000円前後
真空IH・圧力IH5,000円〜20,000円前後
真空圧力IHの上位モデル10,000円〜30,000円前後

東芝の炊飯器は、型番や年式によって査定差が出やすいメーカーです。

真空圧力IHモデルで、購入から数年以内、内釜の状態が良好であれば、十分に買取対象になります。

日立の炊飯器

日立の炊飯器では、「ふっくら御膳」シリーズなどが知られています。

圧力スチーム炊きなどの機能を搭載したモデルは、状態によっては高く売れる可能性があります。

タイプ買取相場の目安
IH式1,000円〜7,000円前後
圧力IH・圧力スチーム5,000円〜20,000円前後
上位モデル10,000円〜30,000円前後

日立の炊飯器は、象印やタイガーに比べると中古市場での指名買いはやや控えめな場合がありますが、上位モデルであれば十分に査定対象になります。

特に年式が新しく、外観や内釜がきれいなものは、買取価格がつきやすいです。

アイリスオーヤマの炊飯器

アイリスオーヤマの炊飯器は、比較的手頃な価格帯のモデルが多いメーカーです。

新品価格が抑えられているため、中古の買取価格は高級メーカーの上位モデルほど高くなりにくい傾向があります。

タイプ買取相場の目安
マイコン式0円〜1,500円前後
IH式1,000円〜5,000円前後
圧力IH式3,000円〜10,000円前後

ただし、年式が新しいモデルや未使用品、圧力IHタイプであれば買取対象になる可能性があります。

単品では出張買取が難しい場合でも、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどとまとめて査定に出すことで、引き取りや買取につながりやすくなります。

バルミューダの炊飯器

バルミューダの炊飯器は、デザイン性の高さが特徴です。

「BALMUDA The Gohan」は、見た目のスタイリッシュさを重視する層に人気があり、状態が良ければ中古でも需要があります。

タイプ買取相場の目安
BALMUDA The Gohan3,000円〜15,000円前後
未使用・美品10,000円以上になる場合あり

ただし、バルミューダは圧力IHではなく、炊飯方式としては独自性のあるタイプです。

そのため、象印やタイガーの高級圧力IHモデルのように「炊飯性能重視」で高く評価されるというより、デザイン家電としての需要が査定に影響します。

高く売れる炊飯器の特徴

炊飯器を少しでも高く売りたい場合、次の条件に当てはまるか確認してみましょう。

購入から5年以内

炊飯器は家電製品のため、年式が非常に重要です。

購入から1〜3年以内であれば比較的高く売れやすく、5年以内であればまだ買取対象になりやすいです。反対に、7年、10年と経過している炊飯器は、動作していても買取価格がつかない場合があります。

特に毎日使っていた炊飯器は、外観がきれいでも内部の消耗が進んでいることがあります。売るなら、買い替えを決めたタイミングで早めに査定に出すのがおすすめです。

圧力IH・高級IHモデル

マイコン式よりも、IH式。IH式よりも、圧力IH式。

このように、炊飯方式が上位になるほど査定額は高くなりやすいです。

特に、象印、タイガー、パナソニック、三菱、東芝などの上位シリーズは、中古でも探している人が多いため、買取店でも評価されやすくなります。

5.5合炊き・1升炊き

炊飯器の容量も査定に影響します。

一般家庭で使いやすい5.5合炊きは需要が高く、買取でも評価されやすいサイズです。また、家族向けや業務用途に近い需要がある1升炊きも、メーカーや状態によっては買取対象になります。

一方で、3合炊きなどの小型モデルは需要があるものの、新品価格が比較的安いモデルも多く、買取価格は控えめになることがあります。

内釜の状態が良い

炊飯器の査定で特に見られるのが内釜です。

内釜のコーティングが剥がれていたり、深い傷があったりすると、減額の原因になります。炊飯器本体はきれいでも、内釜の状態が悪いと査定額が大きく下がることがあります。

査定前には、内釜の傷、剥がれ、焦げ付き、変色を確認しておきましょう。

においが少ない

炊飯器は食品を扱う家電なので、においも重要です。

長期間使っていると、蒸気口、内蓋、パッキン部分にご飯のにおいや汚れが残ることがあります。においが強い炊飯器は再販売しにくいため、査定でマイナスになる可能性があります。

査定前には、取り外せるパーツを洗い、しっかり乾燥させておくことが大切です。

炊飯器を高く売るための準備

炊飯器は、査定前のひと手間で印象が変わります。

内釜・内蓋・蒸気口をきれいにする

まずは、内釜、内蓋、蒸気口、パッキン部分をきれいにしましょう。

ご飯粒の残り、ぬめり、におい、焦げ付きがあると、査定時の印象が悪くなります。特に蒸気口は汚れがたまりやすい部分なので、忘れずに確認しましょう。

ただし、強くこすりすぎると内釜のコーティングを傷つける可能性があります。柔らかいスポンジでやさしく洗うのが基本です。

外側の汚れを拭き取る

本体の外側も、意外と見られるポイントです。

キッチンで使う家電なので、油汚れや手あか、ほこりが付着していることがあります。査定前に軽く拭き取るだけでも、印象はかなり変わります。

付属品をそろえる

取扱説明書、計量カップ、しゃもじ、しゃもじ立て、外箱などが残っていれば、できるだけ一緒に出しましょう。

付属品がなくても買取できる場合はありますが、そろっている方が再販売しやすく、査定額が下がりにくくなります。

型番と年式を確認する

査定を依頼する前に、炊飯器の型番と年式を確認しておきましょう。

型番は本体の側面、背面、底面などに記載されていることが多いです。査定依頼時に型番を伝えると、買取店側も相場を調べやすく、スムーズに概算査定を出せます。

できるだけ早く売る

炊飯器は、時間が経つほど買取価格が下がりやすい家電です。

新モデルが発売されると旧モデルの中古相場が下がることもあります。買い替えや引っ越しで不要になった場合は、保管せずに早めに査定に出すのがおすすめです。

買取が難しい炊飯器の特徴

すべての炊飯器が買取できるわけではありません。

以下のような炊飯器は、買取が難しくなる場合があります。

  • 製造からかなり年数が経っている
  • 動作不良がある
  • 内釜のコーティングが大きく剥がれている
  • 電源コードに傷みがある
  • 強いにおいが残っている
  • 本体に割れや大きな破損がある
  • 安価なマイコン式で中古需要が低い
  • 付属品が大きく欠品している

特に、食品を扱う家電である炊飯器は、清潔感が重視されます。見た目が汚れている、においが強い、内釜の状態が悪いと、たとえ有名メーカーでも査定額が下がる可能性があります。

炊飯器は単品よりまとめ売りがおすすめ

炊飯器は、冷蔵庫や洗濯機のような大型家電と比べると、単品での出張買取が難しい場合があります。

特に買取価格が数千円程度の炊飯器の場合、出張費や人件費を考えると、業者側が単品では対応しにくいことがあります。

そのため、炊飯器を売るなら、他の家電や家具とまとめて査定に出すのがおすすめです。

たとえば、以下のような品物と一緒に依頼すると、買取や引き取りにつながりやすくなります。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • オーブンレンジ
  • テレビ
  • 掃除機
  • 空気清浄機
  • 食器棚
  • ダイニングテーブル
  • キッチン家電一式

引っ越し、買い替え、実家の片付けなどで複数の不用品がある場合は、炊飯器だけでなくまとめて相談するとよいでしょう。

フリマアプリと買取業者、どちらがいい?

炊飯器を売る方法として、フリマアプリを考える人も多いでしょう。

確かに、人気メーカーの上位モデルであれば、フリマアプリの方が高く売れる場合もあります。しかし、炊飯器は食品家電であり、購入者とのトラブルが起きやすいジャンルでもあります。

たとえば、以下のようなリスクがあります。

  • 内釜の傷についてクレームになる
  • においについて指摘される
  • 配送中に破損する
  • 動作不良を主張される
  • 梱包が面倒
  • 送料が高くなる

特に炊飯器はサイズがあり、梱包にも手間がかかります。送料や手数料を差し引くと、思ったほど手元に残らないこともあります。

一方、買取業者なら査定後に引き渡すだけなので、手間を抑えられます。すぐに片付けたい場合や、他の家電とまとめて処分したい場合は、買取業者の方が向いています。

まとめ:炊飯器は圧力IH・人気メーカー・新しい年式なら高く売れやすい

炊飯器の買取では、圧力IHかどうかが大きなポイントになります。

特に、象印、タイガー、パナソニック、三菱、東芝などの人気メーカーで、購入から5年以内の上位モデルであれば、買取価格がつく可能性は十分にあります。

反対に、古いマイコン式や内釜の状態が悪い炊飯器は、買取価格が低くなったり、買取不可になったりする場合があります。

高く売るためには、査定前に内釜や内蓋、蒸気口をきれいにし、付属品をそろえ、型番と年式を確認しておくことが大切です。

また、炊飯器は単品よりも、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなどとまとめて査定に出す方が買取につながりやすくなります。

不要になった炊飯器がある場合は、処分する前に一度炊飯器の買取相場を確認し、お近くのリサイクルショップで査定を受けてみましょう。特に圧力IHや高級モデルなら、思った以上の価格がつく可能性があります。

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