金やプラチナの買取価格は、国際相場・為替・国内の地金価格・買取店ごとの手数料によって毎日変動します。同じK18の指輪やPt900のネックレスでも、売る日が違えば査定額が変わります。本記事では、今日の金・プラチナ買取価格の見方、純度別の評価、刻印の確認方法、金メッキの注意点、石付きジュエリーの査定までを詳しく解説します。
金・プラチナの買取価格は「今日の相場」で大きく変わる
金やプラチナを売るときに、まず確認したいのが「今日の買取価格」です。
金・プラチナは、ブランド品や家具、家電のように年式や人気だけで価格が決まるものではありません。基本的には、国際相場、為替、国内の地金価格、買取店ごとの手数料や査定基準によって、1gあたりの買取価格が毎日変動します。
そのため、同じK18の指輪やPt900のネックレスでも、売る日が違えば査定額が変わります。特に近年は金相場が高い水準で推移しているため、昔購入したアクセサリーや使わなくなったジュエリーが、想像以上の価格になるケースもあります。
ただし、店頭やWebで表示されている「金買取価格」「プラチナ買取価格」は、あくまで純金や純プラチナ、または一定の純度を前提にした1gあたりの参考価格です。実際の査定額は、純度、重量、状態、石の有無、デザイン、ブランド価値、手数料の有無によって変わります。
今日の金・プラチナ買取価格の見方
金・プラチナの買取価格を見るときは、まず「1gあたりいくらか」を確認します。
たとえば、今日の金の店頭買取価格が1gあたり25,000円前後で表示されている場合、それは主に純金、つまりK24に近い地金価格を基準にした価格です。K18やK14のアクセサリーは、純金ではなく金の含有率が異なるため、K24と同じ価格では買い取られません。
プラチナも同じです。Pt1000、Pt950、Pt900、Pt850など、刻印によってプラチナの含有率が違います。一般的なプラチナリングではPt900やPt850が多く、純プラチナの価格から含有率や買取店の基準を反映した金額になります。
つまり、買取価格を見るときは、単に「金が高い」「プラチナが上がった」と見るのではなく、自分が持っている品物の刻印と純度を確認することが重要です。
金の純度別の見方
金製品には、K24、K22、K18、K14、K10などの刻印があります。Kは「カラット」を意味し、24分率で金の純度を表します。
K24は純金に近い金で、金の含有率はほぼ100%です。インゴット、金貨、純金ネックレスなどに使われます。買取価格は金相場に最も近く、重量がそのまま査定額に反映されやすいのが特徴です。
K22は金の含有率が約91.7%です。海外製のジュエリーや金貨に見られることがあります。K24よりは価格が下がりますが、金の含有率が高いため、買取価格も比較的高くなります。
K18は金の含有率が75%です。日本国内の指輪、ネックレス、ブレスレット、ピアスなどで非常に多く使われています。金製アクセサリーの買取では、K18が最も一般的な純度のひとつです。
K14は金の含有率が約58.5%です。海外ブランドのジュエリーやカジュアルなアクセサリーに使われることがあります。K18より金の含有率が低いため、1gあたりの買取価格も下がります。
K10は金の含有率が約41.7%です。比較的手頃な価格のアクセサリーに多く使われます。見た目は金色でも、含有率が低いため、K18やK24と比べると買取価格はかなり低くなります。
プラチナの純度別の見方
プラチナ製品には、Pt1000、Pt950、Pt900、Pt850などの刻印があります。Ptはプラチナを意味し、数字は1000分率で純度を表します。
Pt1000は純プラチナに近い素材です。以前はPt1000と表記されることが多く、現在ではPt999などの表記も見られます。純度が高いため、プラチナ相場に近い価格で評価されやすい素材です。
Pt950はプラチナ含有率が95%です。海外ブランドの婚約指輪や結婚指輪、高級ジュエリーで使われることがあります。純度が高く、地金としての価値も高いのが特徴です。
Pt900はプラチナ含有率が90%です。日本の婚約指輪や結婚指輪で非常に多く使われています。プラチナジュエリーの買取では、Pt900が代表的な査定対象になります。
Pt850はプラチナ含有率が85%です。ネックレスやチェーンに多く使われます。Pt900より純度は少し低いものの、プラチナとして十分に価値があります。
プラチナは金に比べて相場が動きやすい時期もあります。金の方が高い日もあれば、過去にはプラチナが金より高かった時期もあります。そのため、金とプラチナは別々の相場として確認することが大切です。
刻印を確認すれば、おおよその価値が見えてくる
金・プラチナを売る前に、まず確認したいのが刻印です。
指輪の内側、ネックレスの留め具、ブレスレットの金具部分、ペンダントトップの裏側などに、小さくK18、K24、Pt900、Pt850などの刻印が入っていることがあります。
刻印が確認できれば、買取店に行く前でもおおよその価値をイメージできます。
たとえば、K18のネックレスが10gある場合、K18の1gあたり買取価格に10をかければ、概算の買取額が見えてきます。Pt900の指輪が5gある場合も、Pt900の1gあたり価格に5をかけることで、おおよその金額を把握できます。
ただし、実際の査定では、石の重さ、留め具、メッキ部分、破損、刻印の真偽、比重検査なども確認されます。自宅で計った重量と買取店での査定重量が完全に一致しないこともあります。
金メッキやGP刻印は買取価格が大きく変わる
金色に見えるアクセサリーでも、すべてが金として買い取られるわけではありません。
注意したいのが、GP、GEP、GF、RGPなどの刻印です。これらは金メッキや金張りを示すことが多く、K18やK24とは異なります。
たとえば「K18GP」と刻印されている場合、見た目は金色でも、表面に18金メッキが施されているだけの可能性があります。この場合、地金としての金の価値はほとんどなく、K18無垢のアクセサリーとは買取価格が大きく異なります。
また、刻印がない品物でも、比重検査やX線検査で金やプラチナと判断されることがあります。逆に、刻印があっても素材が異なる場合もあるため、最終的には専門店での査定が必要です。
石付きジュエリーは「地金」と「宝石」で評価が分かれる
金・プラチナの指輪やネックレスには、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、真珠などの宝石が付いていることがあります。
この場合、査定は大きく2つに分かれます。ひとつは金・プラチナ部分の地金価値、もうひとつは宝石そのものの価値です。
買取店によっては、宝石部分をあまり評価せず、地金重量を中心に査定することがあります。一方で、ダイヤモンドや色石に強い店舗では、石の品質やブランド、デザイン性まで評価してくれる場合があります。
特にダイヤモンド付きの婚約指輪、ブランドジュエリー、鑑定書付きの宝石は、地金だけで売るより高くなる可能性があります。石付きジュエリーを売る場合は、地金買取だけでなく、宝石査定にも対応している店舗を選ぶとよいでしょう。
金・プラチナを高く売るためのポイント
金・プラチナを高く売るには、まず相場を確認することが大切です。金相場やプラチナ相場は毎日変動するため、売却前に複数の買取店の価格を見比べましょう。
次に、重量を確認しておくことです。家庭用のキッチンスケールでも大まかな重量は把握できます。正確な査定は店舗で行いますが、事前に重量を知っておくと、提示された金額が妥当か判断しやすくなります。
また、複数点をまとめて査定に出すのも有効です。片方だけのピアス、切れたネックレス、変形した指輪、古いブレスレットなども、金やプラチナであれば地金として評価されます。壊れているからといって価値がゼロになるわけではありません。
保証書、鑑定書、鑑別書、ブランドの箱やケースがある場合は、一緒に持ち込みましょう。特にブランドジュエリーや宝石付きジュエリーでは、付属品が評価に影響することがあります。
買取店によって査定額が違う理由
同じ金・プラチナでも、買取店によって査定額が違うことがあります。
理由は、店舗ごとに買取手数料、精錬コスト、販売ルート、在庫状況、利益率が異なるためです。Web上で高い1g単価を表示していても、実際には手数料が差し引かれる場合があります。
また、金・プラチナ専門の買取店、宝石に強い買取店、ブランドジュエリーに強い買取店では、評価の仕方が違います。地金だけなら1g単価が重要ですが、カルティエ、ティファニー、ブルガリ、ヴァンクリーフなどのブランドジュエリーは、地金価格以上の価値が付くこともあります。
そのため、高価な品物や複数点を売る場合は、1店舗だけで即決せず、できれば複数の査定を比較するのがおすすめです。
売るタイミングは「相場」と「必要性」のバランスで考える
金やプラチナは、相場が高い日に売れば高くなりやすいです。しかし、相場の天井を正確に読むことは簡単ではありません。
「もう少し上がるかもしれない」と待っているうちに下がることもあります。逆に、急いで売ったあとにさらに上がることもあります。
そのため、売るタイミングは、今日の相場だけでなく、自分にとって現金化したいタイミングかどうかも含めて考えるとよいでしょう。
使っていないジュエリー、片方だけのピアス、切れたネックレス、サイズが合わない指輪などは、保管していても使う機会が少ないものです。相場が高い時期であれば、整理と現金化を同時に進めるよい機会になります。
まとめ|金・プラチナは純度と重量を確認してから査定へ
金・プラチナの買取価格を見るときは、まず今日の1gあたり相場を確認しましょう。
そのうえで、自分の品物がK24、K18、K14、Pt900、Pt850など、どの純度なのかを確認することが大切です。純度が違えば、同じ重量でも買取価格は大きく変わります。
また、金メッキと金無垢、地金のみと宝石付き、ノーブランドとブランドジュエリーでは、査定の見方も変わります。
金・プラチナは壊れていても、古くても、デザインが流行遅れでも、素材そのものに価値があります。売る前には刻印、重量、相場、付属品を確認し、複数の買取店で比較することで、納得できる価格で手放しやすくなります。まずは金・プラチナの買取相場を確認し、お近くのリサイクルショップで貴金属の取り扱い実績がある店舗に相談してみましょう。
金・貴金属を売るなら、まとめて一番高く。
東京・神奈川の複数の買取店から、無料でお見積もりが届きます。登録不要・キャンセル無料です。
※ 現在、家まるごと買取見積もりサービスは東京都・神奈川県のお客様限定で運用中
関連する買取ガイド
ジュエリーの買取相場と高く売る査定ポイント
ジュエリーの中古買取で重視されるブランド・年式・状態・付属品などの査定ポイントと、高く売るための準備、減額されやすいケース、出張買取の使い方を解説します。
ダイヤモンド・ダイヤジュエリーの買取相場と高く売る査定ポイント
ダイヤモンド・ダイヤジュエリーの中古買取で重視されるブランド・年式・状態・付属品などの査定ポイントと、高く売るための準備、減額されやすいケース、出張買取の使い方を解説します。
プラチナ製品の買取相場と高く売る査定ポイント
プラチナ製品の中古買取で重視されるブランド・年式・状態・付属品などの査定ポイントと、高く売るための準備、減額されやすいケース、出張買取の使い方を解説します。
純銀製品・銀製食器の買取相場と高く売る査定ポイント
純銀製品・銀製食器の中古買取で重視されるブランド・年式・状態・付属品などの査定ポイントと、高く売るための準備、減額されやすいケース、出張買取の使い方を解説します。
